ドローンの操作方法

ドローンを操作するためのコントローラーの動かし方には、4つのモードがありますが、一般手には2つのモードがあります。

 

Telloにも「モード1」と「モード2」の2つのモードがあります。

 

「モード1」は、右スティックが、上昇/下降と横移動

        左スティックが、前進/後退と旋回

 

「モード2」は、右スティックが、前進/後退と横移動

        左スティックが、上昇/下降と旋回

です。

 

ちなみに、ラジコンヘリコプターは、「モード1」のみでした。

 

ラジコンヘリコプターは、離陸時、左に倒れそうになると同時に左右に回転しようとします。

 

そのため、離陸時にエンジンを回転させて上昇させるために、右側スティックを上にあげると同時に、左右の傾きを修正し、左のスティックでリアローターの回転を調整して、左右の回転を止める必要があるためだったと思います。

 

ラジコンヘリコプターを離陸させる練習としては、スキッドの下にフロートを付けて、離陸させて、すぐ着陸させる練習をします。

 

慣れてきたら、離陸させて、少し前に進んで着陸させる練習をします。

 

これができるようになってはじめてホバリングの練習をするのです。

 

今のドローンは、スマホの離陸/着陸をタップし、右にスライドするだけで、離陸してホバリングを始めるんですから、技術の進歩はすごいですね。

ドローンとは

ドローンというと、私のように、プロペラが上向きに4個以上付いている機体を思い浮かべると思います。

 

しかし、ドローン(Drone)とは、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)の通称なのだそうです。

 

したがって、湾岸戦争で使われた無人航空機もドローンというのだそうです。

 

ドローンの種類

 

○トイドローン

小型のマイクロドローンから中型のドローンまでいろいろあります。

小型・軽量なので、主に屋内での飛行が主になります。

飛行時間は短く、飛行距離も短いです。

しかし、気楽に飛行させることができるので、練習機として最適です。

 

多くのトイドローンは、機体重量が200g未満です。

 

○固定翼ドローン

メリットとしては、飛行時間が長く、飛行速度も速いので、広範囲の撮影に適しています。

デメリットとしては、価格が高く、離陸・着陸するためには広い場所が必要です。

湾岸戦争で使われた、偵察機がこのドローンですね。

 

○産業用ドローン

大型化されている機体が多く、最大積載量が大きくなっています。

また、長距離飛行や安定した飛行が可能です。

 

農業での農薬の空中散布、消防での災害現場の確認などに使われています。

航空法でのドローン

 

日本における無人航空機(通称:ドローン)は、「航空法」第一章 総則 第2条 第22項で、

「この法律において「無人航空機」とは、航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦(プログラムにより自動的に操縦を行うことをいう。)により飛行させることができるもの(その重量その他の事由を勘案してその飛行により航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないものとして国土交通省令で定めるものを除く。)をいう。

 

と規定されています。

 

省令により、機体重量が200g未満の機体(飛行に必要なバッテリーを含めた重量)は、無人航空機から除外され、模型航空機に分類されます。

 

ただし、機体重量が200g未満の機体は無人航空機には適用されませんが、”航空法 第六章 航空機の運航(飛行に影響を及ぼすおそれのある行為) 第九十九条の二”に適用されるので、航空機の運航に影響を与える恐れのある飛行には注意が必要です。

 

初心者におすすめのドローン

 

ドローンの初心者におすすめのドローンは、私も最初に使った、Ryze Technolog社のTelloというドローンです。

おすすめなところ

1   機体を購入するだけで、スマホがあればすぐ飛ばすことができる。
2  離陸するとすぐホバリングして停まっている。
3  ヤマダ電機やパソコン工房でも購入することができる。
4  機体が80gと軽いので、室内でも飛ばすことが出来る。
5  プロペラが壊れやすい。

しかし、ちょっと気になるところもあります。
1  操縦がスマホの画面なので、微調整ができない。
2  前方のカメラがやや下向きに付いているので、真正面は撮影することが出来ない。
3  最高10mまでしか上げることが出来ない。
4  機体が80gと軽いので、外では風に流されてしまう。
5  プロペラを交換し易い。

スマホでは操作し難いので、ゲームスティックを使った方が良いです。
ちょっとオモチャぽいですが。

外で飛ばす時は、風速計を使用しましょう。

ドローンまでの道のり

ラジコンヘリとの出会い

私がラジコンヘリのことを知ったのは、中学生だった昭和48年ころだったと思います。

現在もある「ラジコン技術」という雑誌を見ていて、ラジコンヘリコプターが載っていました。

当時は、機体が15万円以上、操縦するためのプロポが15万円くらいしました。

当時中学生の私には、高嶺の花です。指をくわえて見ていました。

 

当時は、「Uコン」というものが流行していました。

これは、エンジンつきの模型飛行機の主翼の端に、ワイヤーを2本ついており、このワイヤーで機体のフラップやエルロンを操作して、機体を上下させながらぐるぐる回るというもの。

自分を中心に機体が回るので、もちろん目が回ります。

 

私の場合は、エンジンと機体を買うお金が無かったので、バルサ材を買ってきて、「ラジコン技術」を参考に、グライダーの機体を作り、自分でぐるぐる回らせて遊んでいました。

もちろん目が回ります。

 

ちなみに、遊び場は、稲刈りの終わった田んぼでした。

 

ラジコンヘリとの再会

時は流れて、結婚して第1子が生まれて数年後、久しぶりに「ラジコン技術」を見ていると、ラジコンヘリコプターの機体が3万円台で売っているではありませんか。

プロポとスターターキットを含めても10万円ちょっとでした。

 

さっそく通販で、京商のネクサス30という機体セットを通販で購入しました。

 

ラジコンヘリコプターを買ったはいいけれど

通販で購入したラジコンヘリコプターのセットが届いて、なんとか機体を作成し、

さっそく飛ばしに出かけました。

 

河川敷に人のあまりいないグランドがあったので、そこで飛ばしてみました。

(本当はここで飛ばしてはいけません。)

 

浮くには浮きましたが、あれとあれとを流れて行き、即壊れてしましたした。

5メートル飛んだでしょうか?飛ぶというより流れて行ったのでですが。

 

きちんと教えてもらおう

これは操縦法を習わないとだめだということで、隣町の模型店に行きました。

この模型店は、「ラジコン技術」に広告を載せていた模型店です。

通販で購入した所は、この模型店ではありませんでした。

 

模型店に行ってみると、機体を購入すれば店主が操縦法を教えてくれるとのことで、通販で購入したのと同じネクサス30を購入しました。

ちなみにこの店主は、農薬を散布するラジコンヘリコプターの操縦免許の指導もしている方です。

農薬をサンプルヘリコプターの機体は、約800万円するそうです。

このラジコンヘリコプターの練習も3万円台のラジコンヘリコプターで行うのだそうです。

 

さっそく、この模型店のラジコン練習場で教えていただきました。

 

ラジコン練習場といっても、市内の河川敷のちっとした広場です。

橋の脇の砂利道を進んでいくと、すこし開けたところがあり、そこが練習場となっていました。

 

機体とプロポを見ていただくと。

このプロポの設定は、宙返りをする設定で、初心者用ではないと言われました。

設定方法も知らなかったのです。

説明書だけではわかりませんもんね。

 

機体の調整が終わったところで、早速練習です。

 

最初の練習は、ホバリングです。

 

機体を1メートルぐらい上げて、その場で止めておきます。

 

現在のドローンなら浮かせただけて、ホバリングしますが、当時のラジコンヘリコプターは、プロポを操作して止めておかなければなりません。

プロポを操作しても慣れていないと、上下左右ウロウロしてしまいます。

きちんとホバリングしてくれません。

最初の練習は、ホバリングをきちんと出来るようになることでした。

これが出来ないと、上空を飛ばした後に着陸させることが出来ません。

 

パソコンでのフライトシュミレーターも購入して練習したのですが、当時のパソコンの能力が低かったので、なかなかうまくなりませんでした。

 

いつまで経っても高く飛ばないね。

私の努めていたのは、高齢者施設だったので、敷地内にゲートボール場があり、就業時間後にそこで、ホバリングの練習をしていました。

そこで同僚から言われた一言「いつまで経ったも高く飛ばないね。」

その後、ラジコンヘリコプターが壊れてしまい。

仕事が忙しくなって、ラジコンヘリコプターに触れることが無くなってしまいました。

 

ドローンとの出会い

私がラジコンヘリコプターで遊んでいた頃は、ドローンという名前は無く。

現在のドローンは、マルチコプターを呼ばれていました。

ラジコンヘリコプターで遊んでいる立場からすると、何だこの機体は、変なのと思っていました。

ドローンがこんなにポピュラーになるとは思っていませんでした。

 

テレビ番組で、ドローンが使われているのは知っていたのですが、高いんだろうなと思っていました。

 

しかし、ふとした時にドローンの値段を見たところ、1万円台で売っているではありませんか。

しかも、カメラ付きです。

このドローンで空撮をしてみたい。

と思い早速購入しました。

平成29年のことだったと思います。

 

初めてのドローン

私が購入したのは、Ryze Technology社の「Tello」というドローンです。

詳細は別のページで紹介しますが、離陸した途端ホバリングを始めた時は、本当にびっくりしました。

 

私が練習していたホバリングは何だったんだろう。