ラジコンヘリとの出会い
私がラジコンヘリのことを知ったのは、中学生だった昭和48年ころだったと思います。
現在もある「ラジコン技術」という雑誌を見ていて、ラジコンヘリコプターが載っていました。
当時は、機体が15万円以上、操縦するためのプロポが15万円くらいしました。
当時中学生の私には、高嶺の花です。指をくわえて見ていました。
当時は、「Uコン」というものが流行していました。
これは、エンジンつきの模型飛行機の主翼の端に、ワイヤーを2本ついており、このワイヤーで機体のフラップやエルロンを操作して、機体を上下させながらぐるぐる回るというもの。
自分を中心に機体が回るので、もちろん目が回ります。
私の場合は、エンジンと機体を買うお金が無かったので、バルサ材を買ってきて、「ラジコン技術」を参考に、グライダーの機体を作り、自分でぐるぐる回らせて遊んでいました。
もちろん目が回ります。
ちなみに、遊び場は、稲刈りの終わった田んぼでした。
ラジコンヘリとの再会
時は流れて、結婚して第1子が生まれて数年後、久しぶりに「ラジコン技術」を見ていると、ラジコンヘリコプターの機体が3万円台で売っているではありませんか。
プロポとスターターキットを含めても10万円ちょっとでした。
さっそく通販で、京商のネクサス30という機体セットを通販で購入しました。
ラジコンヘリコプターを買ったはいいけれど
通販で購入したラジコンヘリコプターのセットが届いて、なんとか機体を作成し、
さっそく飛ばしに出かけました。
河川敷に人のあまりいないグランドがあったので、そこで飛ばしてみました。
(本当はここで飛ばしてはいけません。)
浮くには浮きましたが、あれとあれとを流れて行き、即壊れてしましたした。
5メートル飛んだでしょうか?飛ぶというより流れて行ったのでですが。
きちんと教えてもらおう
これは操縦法を習わないとだめだということで、隣町の模型店に行きました。
この模型店は、「ラジコン技術」に広告を載せていた模型店です。
通販で購入した所は、この模型店ではありませんでした。
模型店に行ってみると、機体を購入すれば店主が操縦法を教えてくれるとのことで、通販で購入したのと同じネクサス30を購入しました。
ちなみにこの店主は、農薬を散布するラジコンヘリコプターの操縦免許の指導もしている方です。
農薬をサンプルヘリコプターの機体は、約800万円するそうです。
このラジコンヘリコプターの練習も3万円台のラジコンヘリコプターで行うのだそうです。
さっそく、この模型店のラジコン練習場で教えていただきました。
ラジコン練習場といっても、市内の河川敷のちっとした広場です。
橋の脇の砂利道を進んでいくと、すこし開けたところがあり、そこが練習場となっていました。
機体とプロポを見ていただくと。
このプロポの設定は、宙返りをする設定で、初心者用ではないと言われました。
設定方法も知らなかったのです。
説明書だけではわかりませんもんね。
機体の調整が終わったところで、早速練習です。
最初の練習は、ホバリングです。
機体を1メートルぐらい上げて、その場で止めておきます。
現在のドローンなら浮かせただけて、ホバリングしますが、当時のラジコンヘリコプターは、プロポを操作して止めておかなければなりません。
プロポを操作しても慣れていないと、上下左右ウロウロしてしまいます。
きちんとホバリングしてくれません。
最初の練習は、ホバリングをきちんと出来るようになることでした。
これが出来ないと、上空を飛ばした後に着陸させることが出来ません。
パソコンでのフライトシュミレーターも購入して練習したのですが、当時のパソコンの能力が低かったので、なかなかうまくなりませんでした。
いつまで経っても高く飛ばないね。
私の努めていたのは、高齢者施設だったので、敷地内にゲートボール場があり、就業時間後にそこで、ホバリングの練習をしていました。
そこで同僚から言われた一言「いつまで経ったも高く飛ばないね。」
その後、ラジコンヘリコプターが壊れてしまい。
仕事が忙しくなって、ラジコンヘリコプターに触れることが無くなってしまいました。
ドローンとの出会い
私がラジコンヘリコプターで遊んでいた頃は、ドローンという名前は無く。
現在のドローンは、マルチコプターを呼ばれていました。
ラジコンヘリコプターで遊んでいる立場からすると、何だこの機体は、変なのと思っていました。
ドローンがこんなにポピュラーになるとは思っていませんでした。
テレビ番組で、ドローンが使われているのは知っていたのですが、高いんだろうなと思っていました。
しかし、ふとした時にドローンの値段を見たところ、1万円台で売っているではありませんか。
しかも、カメラ付きです。
このドローンで空撮をしてみたい。
と思い早速購入しました。
平成29年のことだったと思います。
初めてのドローン
私が購入したのは、Ryze Technology社の「Tello」というドローンです。
詳細は別のページで紹介しますが、離陸した途端ホバリングを始めた時は、本当にびっくりしました。
私が練習していたホバリングは何だったんだろう。